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WFPの封印を解く

一週間のご無沙汰でした。SALです。
今回は、②のアップサンプリング機能の使い方についてお話します。
対象となるソースは、WAVEフォーマットIDが1、即ち整数型のリニアPCMのみです。
また、実験的機能でもありますので、2チャンネルの16若しくは24ビットで、fs が96KHz以下を対象とします。
変換後のデータは、最低でも24ビット88.2KHzになりますので、デバイス側がそれをサポートしていなければ無意味です。
OSのレートコンバータが働かないように、サンプリングレートは必ず合わせてください。(共有モードなので…)
(共有モードは一度48KHzに纏められるとの噂が本当なら、24ビット48KHzにすべきですが…)
また、以前に述べた①の影響から逃れる為に、前処理で行いますので、その処理中に多くの物理メモリを要求します。(一時的に、24ビットソースの倍掛けで3倍、同16ビットでは4倍、4倍掛けでは9倍の容量が必要です)
(例えばCDをリッピングした50MBのソースの場合、最大時、倍掛けで200MB、4倍掛けで450MBです)
β版と言うこともあり、物理メモリが2GB未満のPCには、お勧めできません。
SALはスワップさせないように、実験機のページングファイルサイズはゼロにしています。
注意:
共有モードの fs が、176.4KHz や 192KHz になる場合は、
サウンドデバイスへの転送プロトコル次第で、①の影響が再浮上してくる場合も考えられます。
その場合は、本末転倒なので、止めてください。
USBデバイスの場合、特に注意が必要です。

使い方ですが、下記のアップサンプリング機能に関連する開発ログを見てください。===================================================
(10/5/12)
Up Sampling 機能を実装しました。(隠し機能)
連続&滑らか(導関数が連続)の条件でサンプリングの中点を算出し、
サンプリング周波数を2倍にします。(P08)
(10/8/1)
Up Sampling に P21-Protocol を採用しました。
(10/8/27)
Up Sampling の情報に、クリップ処理数を追加しました。
(10/9/16)
アップサンプリングに P08~P36 の全プロトコルを実装しました。
ファイル名の末尾(*_Pxx.wav)で判断します。(P00 はそのまま再生します)
指定がないか間違っている場合は、デフォルトの P32 が選ばれます。
(10/9/17)
アップサンプリングの形式情報に、採用したプロトコルを表示しました。
(10/9/20)
9/16 の指示はショートカット名を優先するようにしました。
PCオーディオfan3で配布したバージョンは、ここ迄です。
(10/10/17)
アップサンプリングを二回迄可能にしました。
各々のプロトコルを指定してください。
旧バージョンとの互換性の為、後ろが一回目です。
また、メモリー不足やサンプリング周波数の上限で一回になる場合もあります。
情報表示窓は最後のプロトコル番号ですが、クリップ処理数は合計値です。
(10/10/23)
アップサンプリングのデフォルトプロトコルを指定できるようにしました。
レジストリの環境変数 Protocol(REG_SZ) に、ファイル名と同じように指定します。
_P36_P28
と書けば、P28 の次に、P36 で合わせて4倍にアップサンプリングします。
一つだけなら、一回のみ(2倍に)アップサンプリングします。
(10/11/10)
P01プロトコルを追加しました。
これは、OS~デバイス内部処理と比較する為のものであり、実用目的の針ではありません。
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先ず、お使いの for Experimental のタイムスタンプを見て、どこまでの機能が有るかチェックして於いてください。
9月20日以降で、プロトコルを変えて比較したい場合は、ショートカットを作ってその名称に記述すると便利です。
アップサンプリングの有無に係わらず、SALは良く聞く楽曲のショートカットを、目的に応じたフォルダに集めています。

補足説明:クリップ処理
採用した総てのプロトコルで、計算値が近傍点の値を上回る可能性があります。
しかしながら、楽曲全体での最大振幅+α程度のマージンを取っているのが普通なので、まじめに?記録されたソースならキャリーが立つ(桁あふれする)ことは殆ど無いと思います。
と言っても、一秒に1個ぐらいは有っても不思議ではないので、クリップ処理をさせています。
但し、コンプレッション等の処理で寸詰まりのデータになっていると、それこそ桁違いのクリップ処理が出てきます。
SALは、このようなソースはアップサンプリングに値しないと切り捨てています。(それなりの効果はありますが…)

以上くどくど述べてきましたが、納得いただけましたら、いよいよ印を解くことにします。
PC関係で「封印を解く」となると、魔法使い(Wizard)を召喚するのが普通ですが、SALは女神を召喚することにしました。
ワーグナーの大作「ニーベルングの指輪」の「最終夜:神々の黄昏」にもでてくる運命の三姉妹(Nornir)の内、未来を司るとも言われるスクルド(Skuld)です。
先ず、レジストリエディタを開いて、[HKEY_CURRENT_USER\Software\WadaSE\PlayWaveType3] キーを選択してください。
この中の(既定)が既に、Verdandi 若しくは Belldandy と記入されている筈です。
彼女は次女で、設計時のサポート機能等を排除して、ランタイムに適した状態を保障するためのものです。消さないでください。
この値に、Skuld を追加してください。順序は後先自由ですが、三女なので後の方をお勧めします。
ついでに説明すると、長女の Urd は過去に排除してしまった機能を復活させる為に使います。今回は不要です。

此処まで設定したら、エディタを閉じ、改めて Experimental を起動してください。
Up Sampling がチェック可能になっている筈です。
色々試した結果、少なくともシステムには合わない(或いは無意味)と感じた場合は、また封印してお使いください。

※ 操作方法がわからない場合は
http://110.50.205.229/WP/?page_id=882
を、ご覧ください。