Reg4WFP と WFP4Exp の関係

二週間のご無沙汰でした。SALです。
最近寄せられた質問で、少し気になることがあります。
それは、「Reg4WFP の役割が誤解されているのではないか?」と言う危惧です。

先ず結論から先に述べておきます。
WFP4Exp を使うに当たって、Reg4WFP は全く必要有りません。
β(実験)機能を使う場合も含めて WFP4Exp のみで、総てを賄う事ができます。
では、何故その様なユーティリティーを付けたのかを、順を追って説明します。

1.WFPのダウンロードとインストール
ダウンロードが終わったら、希望するサブフォルダ構成で解凍&コピーをしてください。
後は、WFP4Exp なり WFP4Ref なりを起動すれば、そのまま使用可能です。
おっとその前に、[About]ボタンでライセンス条項を呼んでいただくことと、
添付された「WaveFilePlayerの使い方」を読んで、上手な使い方をマスタしてください。
PCとOS側の設定には触れませんが、サンプリングレートは必ず合わせてください。
勿論、再生対象となるRIFFウェーブファイルも用意してくださいね。
【補足】何故インストーラが無いか
WFPのインストールは、ユーザの操作によるファイルコピーと、せいぜい起動用ショートカットの作成ぐらいです。
この理由は、「何を持ち込んでいるか」を明示する為と、OSの設定を崩さない為です。
SALの長い Windows歴(1989~) で一番のトラブルは、アンインストールも含めてインストーラによるものです。
最悪は、システムレジストリが完全に破壊され、OSが起動できなくなったことも有ります。
(最近のOSは復元機能が強化され、かなり安全になったとは思いますが、署名のないものを管理者モードで起動するのはやはり怖いですよね)
その点、WFP方式は「非管理者モード」でそのものを起動するだけなので、安心感が有ります。
持ち込んだファイルといっても、自分でコピーしているので、解っている筈です。
書き込むレジストリも、カレントユーザの枝に、「ユーザモード」で操作するだけですし、そのキーも公開されています。

2.使い込むにつけ封印された機能に興味が湧いたら
先ず、弊社ブログの関連記事(?)や、「アップサンプリングについて」「ソフトウェアDACとWFP」を読んでください。
100%理解して頂けなくても構いませんが、肯定的にしろ否定的にしろ「自身の耳で確認してみたい」と思えるのであれば、「封印を解除」してください。
方法は、ブログタイトル「WFPの封印を解く」「よくある質問(WFP)」に詳しく載っています。
アップサンプリングのデフォルトプロトコル変更や、リサンプリングの許可、出力ビットデップスの制限(16bit)等をする場合は、
添付されている”WaveFilePlayerの使い方.txt”の「変更履歴抜粋」や、関連ブログの内容が役に立つと思います。

3.レジストリエディタを使うのが嫌な方へ
内容は理解できたが、レジストリエディタには触りたくないか、設定値に自信がもてない場合は、
Reg4WFP を使って、2の設定ができます。(Reg4WFP はコントロールパネルアプレットのようなものです)
そしてこれが Reg4WFP の総てです。つまり Reg4WFP は、WFP4Exp に直接何か作用する訳ではありません。
くどいようですが、Reg4WFP を使って環境を設定しないと WFP4Exp が使えない訳ではありません。
寧ろ、通常使用する限りは、無用の長物です。(一度たりとも使う必要はありません)
【追加情報】
① Reg4WFP の表示は日本語ですが、関連ドキュメントの変数名との対応が解りづらい場合は、[Enter]キーで起動してみてください。
ダイアログボックスオープン時に[Enter]キーが押されていると、各コントロールの名称が「変数名」に換わります。
②「ハンドルの限界」が解らない場合は、ゼロにしてください。

4.あとがき
便利なつもりで添付した Reg4WFP ですが、初期導入を返って複雑にしてしまったようです。
いっそ、添付を止めようかとも思ったのですが、「一度付けたものを引っ込めるのは、如何なものか?」と K’s さんに問われて、思い直しました。
封印された機能は、将来に向けた実験機能であり、K’s さんやSALが試聴テストをする為のものです。
しかも、既存のUIをそのまま使っているので、コントロールの名称に拘ると正しい判断の妨げになる恐れがあります。
勿論、気に入って頂ければ、そのまま常用しても構いません。未だ初期段階の実験(α)機能は設定情報を公開していません。
最後にもう一度言わせてください。
「WFP4Exp をインストールするのに、Reg4WFP を使う必要は100%ありません。」

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