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久々に真空管アンプを作ってみた!

K’sです。

何故か真空管パワーアンプの音を聴いてみたくなった。
最近のスピーカを鳴らすには、パワーアンプのグリップ力が必要なことは重々解っている。
どんな真空管アンプを作っても、最大出力、S/N、歪率、ダンピングファクター、過渡応答など特性的には半導体アンプには敵わない。

だけど、真空管アンプには独特の良さがある。
一言で言えば、聴いていて楽しい。

出力管は直熱の2A3が好きだ、ドライバー管は6SL7、整流管はGZ34を使いたい。
回路はシングルA級で、前段管とは直結にしたい。
真空管アンプ作りで困難なのはシャーシー加工で、特に夏場はやる気が失せてしまう。
何か良いキットやパーツセットがないか探してみたら、結構沢山の候補があった。
しかし、ほとんどのキットはプリント基板配線になっている。
後から、回路変更をしたいので、プリント基板を使ったものはパス。
手配線できるものは5機種ほどあり、偶然、希望の真空管と同じ構成のものがあったので、さっそく入手した。

組立に取り掛かる前に、回路の検討と自分なりの実体配線図の作成にとり掛かった。
今はPCと便利なソフトウェアがあるので、素早く、綺麗に作り上げることができる。
若い頃に手書きして作っていた頃と比べ、格段の差があり、線材の長さまで判る。
ただし、昔、手間暇を掛けて手書きしたことは、今でも覚えており、すぐに記憶が蘇るので、良し悪しは別の問題だと思う。

さて、配線作業に取り掛かったが、40年前に比べ手が遅くなっているので、思ったより時間が掛かる。
本当は目のピントの合う位置の幅が狭くなっていることと、半田が違うことが大きいようだ。

ほぼ、思い通りに組立が終わったので、簡単に電圧を測って、すぐにエージングに掛かった。
諸特性もチェックは、もう少しエージングが進んでから行うことにして、とにかく音出し。

音は予想(イメージ)していた音より、良い感じで鳴ってくれる。
直結、かつオーバーオールの不帰還無しなので、気持ちの良い音がする。
ファーストワットの半導体パワーアンプJ2の音に近いが、PCオーディオ音源をソースにした場合は2A3シングルの方が気持ちが良い。

PCオーディオ(今時の言葉はハイレゾ)音源と真空管アンプは相性が良いようだ。
アウトプットトランスのフィルター効果などで帯域が狭いことが、帯域外ノイズに対して功を奏しているのか?

対峙して真剣に聴くときは最新の半導体アンプが勝り、リラックスして聴く時は真空管アンプが勝るようだ。
しばらくの間、このまま聴いて、ドライバー回路をSRPPにしてCR結合に、そのあとは、さらに回路変更して出力管を300Bに変えてみたい。