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2A3直結アンプの低雑音化

K’sです。
Allargandoの真空管アンプE-A3SS-Ⅱリニューアルと並行して進めていた、2A3直結アンプの低雑音化ができた。

同じAllargandoの12AX7(MT管)と2A3(直熱ST管)という構成のロフチン型アンプE-A3SSを全部ばらして全面的に組みなおした。
組みなおす前のE-A3SSオリジナルの音もK’s好みの音であり、普通にオーディオを楽しむ、もしくは音楽を愉しむといったことは、何ら問題ない。良く設計された作り易いアンプだと思う。
オリジナルのままでも余程高能率のスピーカーに繋ぎ、耳を近づけなければ残留ノイズは聴こえないが、より低雑音化したいという強い思いで組みなおした。

K’sは配線をする前に、回路図をもとに最適と思われる原寸大の配線図を描くことにしている。
今回は2か月ほどの間に、電気的に見た最適化と見た目の美しさを求めて、この配線図を50枚以上作った。
手間の掛かる作業であるが、お金も掛からないし、完成をイメージしながらの作業は楽しい。
配線図を作るメリットは沢山ある。
回路図とにらめっこして作業するあいだに配線や半田付けをするシミュレーションができることや、回路図や配線図が頭の中に入ってしまうので、実際に配線する際に作業に専念できることである。
ただし、手間を掛ければ良くなるという保証はない、良くなると思って作りなおしても前と何も変わらなかったり、前より悪くなることもしばしばある。
しかし、このようなことを何度もやっていると経験から、うまく行く勘が働くようになるから面白い。

このような別配線ルートにしたりや回路変更が可能なのは、プリント基板を使わないオール手配線のキットならではの醍醐味である。
低雑音化しても出音は何ら変わらないが、部屋が静かならば「演奏者の動きや気配が手に取るように判るようになる」といったところに差がでる。

フィラメントは交流点火であるが、Lch 0.49mV、Rch 0.58mV の残留雑音に抑えることができた。
元々音が消えてゆくさまが美しいアンプであるが「音楽が無音から立ち上がり、無音に消えていって欲しい」という思いはほぼ実現できたと思う。

ダイナミックレンジの広い大編成のクラシックでも、気持ち良く立ち上がり、音が消えてゆくときも美しい。
思いの音が出るようになったので、いつも真空管アンプに繋いでいるスピーカーATCのSCM40からWilson AudioのSophia Series2に変えて聴いている。
Wilson Audioのスピーカーは低出力アンプでは駆動できないと言われているが、そんなことは微塵もなくご機嫌に鳴ってくれる。

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