「お金を掛けずに高音質な音楽再生を楽しむ方法」の続きです。
「PCオーディオ」は低コストで質の高い音楽再生が可能です。
先回にもお話しましたが、世界の潮流はこの方向に急加速しています。
(ただし、日本はやっと発進したばかりで、これから加速していくのか?)
先週、外国のオーディオファイルの方からこんなことを言われました。
「日本は大手某メーカーから260万円のCDプレイヤーが新発売になったようだけど誰が買うの?」という問いです。
彼は「高すぎる!」ということと、「なぜ今頃になってCDプレイヤー!」という2つの疑問があったようです。
オーディオファイルの私にも、「誰が買うんでしょうね?」としか返答ができません。
確かに、米国や欧州では、CDプレイヤーの新機種はほとんど見当たりません。
「PCオーディオ」が主流なのですが、「PC嫌いな人」や「高齢者」向けには、PCと同様なことができる専用プレイヤーが売られてます。
すなわち、音楽CDをCDドライブによって自動でリッピングしてしまい、WAVEファイル(またはFLACファイル)にしてHDD(またはNAS)に保存、それをDA変換して出力するプレイヤーです。(大きさは日本のCDプレイヤーよりやや小さい位が多い)
イーサネット端子がついており、ジャケットの写真や曲名などはインターネットから勝手にダウンロードします。
当然2回目以降の再生にCDは必要なく、フロントパネルのLCDディスプレイをタッチして選ぶだけです。
音質も高級CDプレイヤー(特別高価な機種を除く)より良く、好評で生産が間に合わないようです。
音楽を聴くときに「PCを操作したくない人」は、今後、そういった製品を買うことになっていくのでしょう。
「PCを操作するのが気にならない人」は、超ローコストで同等の音質の音楽再生ができるのです。
前回にUSBは避けたほうが良いと言いましたが、撤回です。
実はイタリアのオーディオメーカーから2万円弱でWindows標準のUSBオーディオクラスを使わない、自前のデバイスドライバーを使うDDコンバータが発売になりました。
質の高い再生ができる予感がするので、近いうちに買って実験してみようと思っています。
これでよい結果がでればネットブックPCが高級CDプレイヤーの代わりになってしまいます。
高音質再生できるソフト「Wave File Player」最新バージョンの実験も好調です。
もう少し先にはきっと良いお知らせ(報告)ができると思います。
お楽しみに・・・・・
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