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Wave File Player の使い方(1)

K’s です。 最近、Wave File Player のユーザーとお会いしたときには、WFP4Exp をどのように使われているのか、ヒアリングするようにしています。なぜならば、間違った設定や、私たちからみて想定外の使われ方をされているケースが以外に多いためです。

良い音で再生するために、初めて使われる方にも解るよう WFP4Exp の使い方やオプティマイズ方法について、具体例をあげて説明したいと思います。

(PCオーディオ環境)
PCは2GBのメモリを積み、OSはWindows7(32bit版)とします。
USB D/Dコンバータを使い、デジタルアウト(S/P DIF)をD/Aコンバータに入力した例を基本に説明します。

大切なことは、最初にCD音源である 16ビット44100HzのWAVファイルをできるだけ高品位に再生することが先決 です。
いきなり、アップサンプリングやリサンプリングの機能を試したり、ハイレゾリューション音源を再生することは、なるべく避けるようにします。
音質はオーディオ装置ならびに部屋の音響特性まで関わってきますが、D/Aコンバータの出力(アナログ)までを対象に進めます。

①ダウンロードしたWFP4Exp.exe、Reg4Exp.exe、ならびに関連ドキュメントをPCの任意のフォルダーにコピーします。

注1)プログラムのコピー先フォルダーは、OSの推奨に従うならば、例えば “C:\Program Files\WadaSE\Audio” のようにフォルダを作成して、そこにコピーするようにしてください。

注2)K’s はOSを複数インストールしているので、WAVEファイルのルートフォルダーに置き、WAVEファイル選択する際に使いやすいようにしています。 (Windows Vista や Windows7 ではプログラム単位でカレントフォルダを覚えてくれるので、K’s のようにする必要はありません)

②WFP4Exp.exe と Reg4Exp.exe のショートカットをデスクトップなどに作っておきます。 (このときWindows7 のコントロールパネルのサウンドもショートカットを作っておくと便利です)

注)まだ、Reg4Exp.exe (アップ&リサンプリング機能を利用する為の「封印解除と各種設定」を行うためのユーティリティ)は使いません。

③Windows7  のコントロールパネルのサウンドの再生で USB D/Dコンバータのプロパティーを表示させて、サンプルレートとビットの深さを 「16ビット44100Hz」 に設定します。

注1)ここで 「24ビット96000Hz」 に設定されているケースが多い。

注2)もうひとつの再生ソフト WFP4Ref.exe を使う場合には、Windows7 のコントロールパネルのサウンド(再生)で USB D/D コンバータが既定のデバイスになっているか確認します。 (既定のデバイスになってない場合はマウス右ボタンで既定のデバイスに設定します)

注3)本来、既定のデバイスは他のプロセスからの干渉を避ける為、別の(例えばMB上の)デバイスにすべきですが・・・。

④WFP4Exp を起動し、AudioDeviceが目的のUSB D/Dコンバータになっているか確認後に、「Choose」ボタンを押して、ファイルオープンダイアログで、再生する 16bit/44100Hz のWAVEファイルを選択します。

注1)WAVEファイルは1つだけ、「Ctrl」キー併用で複数のWAVEファイル、「SelectAll」ボタンでそのフォルダーに入っているWAVEファイルすべてを選択できます。

注2)すぐに再生したくない場合は「□PlaybackSoon」のチェックを外します。 (この場合「Play」ボタンを押すと再生します)

注3)まだ、「□UpSampling」のチェックは付けないでください。 (封印されていればグレイの筈です)

⑤選択したWAVEファイルを再生しますので、サンプルレートとビットの深さを確認します。

注1)WFP4Exp の Source File Information 窓に 16bit/44100Hz と表示しているか確認します。

注2)USB D/D コンバータにサンプルレートを表示する機能がある場合は 44100Hz になっているか確認します。

注3)D/Aコンバータにサンプルレートを表示する機能がある場合は 44100Hz になっているか確認します。

⑥WFP4Exp で、お好きな音楽をできるだけ沢山聴いてください。

まずは、「16bit/44100Hz のWAVEファイルを再生した音が良いか?」ですが、ここでできるだけ高品位な再生ができるようにオプティマイズしていきます。 高品位な再生をするにはジッター(時間軸の揺らぎ)を取り除くことが近道のようです。 WFP4Exp は時間軸に対して正確に再生させるため、WAVEファイルを全部メモリーに転送してから再生するようにしてますが、別の要因から発生するジッターを少しづつ取り除きます。 ジッターが少なくなると、音楽がテンポがゆっくりに感じます。 また、音像のフォーカスもピッタリ合ってきます。 もし、音が歪んでいる場合などは論外ですので、その原因を追究します。

注1)K’s が行なっている、ジッターの要因を取り除く方法です。
USB D/Dコンバータを繋いでいるUSBのコネクターを一番良いと感じる場所に入れ替える。 USBケーブルをできるだけ短くする。 USB 3.0対応(PCIエキスプレス)のUSB増設カードを取り付け、それをUSB D/Dコンバータ専用にする。 (バスマスターの関係上)

注2)USB D/Dコンバータが外部から電源供給可能な場合は外部からとる。 その場合スイッチング電源 < 3端子電源 < 専用AVR  と後者の方がより良いようです。 (SALさんのようにスイッチング電源の出力に3端子を付けるのも有効です)

注3)今迄で、音が歪んでいた原因で一番多かったのは、D/Aコンバータからのバランス出力している場合で、機種によっては出力レベルが高く、アンプの入力段で歪んでしまっているケースです。

注4)曲の冒頭で僅かに音が途切れる場合はWFP4Exp の Song Interval を 0.5Sec や 1.0Sec にすると、D/Aコンバータのミュートによって(原因はD/Dコンバータであっても)音が途切れしている場合は、音切れなしで再生できるようになります。

⑦いろいろオプティマイズして、WFP4Exp の再生音が、まずます満足できるレベルに達した場合、WFP4Exp (再生ソフト側)のアップサンプリングやリサンプリング機能を使い、さらなる高音質を狙うことにトライします。

注)WFP4Exp の 16ビット44100Hz の再生音が気に入らない場合は、WFP4Exp のアップサンプリングやリサンプリング機能を使っても良い音にはなりません。

続く・・・