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異なる波形で音色は同じ?

SALさんからの命題、「sin(ω・t)+sin(2・ω・t) と sin(ω・t)+cos(2・ω・t) は聴感上区別できるか?」は、真面目に考えると興味深いところに到達します。
SALさんの続きがあるようなので、この件について、ここでは触れません。

 

2つの異なる波形の聴感結果についてですが、K’sは「なるべく正確な再生ができるオーディオ装置」をセットして、それで聴いてみました。

DDCとDACは差し障りがあると拙いのでメーカー、型番はあえて記しません。
プリアンプはラックスのC-10Ⅱをダイレクト接続、メインアンプはアキュフェーズのA-30(A級)、スピーカーはウーハーがスキャンスピークの18W8545Kダイレクトラジエータ型、ツイータはディナウディオのT330Dドーム型、ネットワークは高低域共に1次のフィルターでエンクロージャは密閉型でユニットの位相合わせを施してあるものと、少し拘ってシンプルな構成にして聴き比べました。

まず、ちょっと聴きでは、まったく差は判別できませんでした。
今度は、音源を①フェードイン部分、②一定のレベルの部分(主)、③フェードアウトの部分に分けて聴き比べてみました。(SALさんはオーディオ装置の保護と聴きやすさを考慮して、フェードインとフェードアウトを付けたと思われるが・・・)
②と③は何度聴いてみてもK’sには違いを判別できませんでした。
ところが①の(無音から音が出始める)部分は、何か違いを感じます。


音(主音)に注力すると判らなくなるのですが、音の出る瞬間の気配が異なるような気がしてなりません。
しかし、ブラインドテストをすると、正解率は50%前後と低いので、気持ち(思い込み)の問題かも知れません。
所詮、+sin(2・ω・t) 側を耳でセンスして、神経回路で脳に伝え、脳の片隅に記憶して、次に+cos(2・ω・t) 側を同様に聴いて、比較する訳なので、ちょっとした「気持ち(思い込み)」が大きく作用することは推測できます。

したがって、現時点での結論としては「K’sの耳では判別不可能」ということになります。

今度、時間のある時に、①の部分を耳でセンスするのでなく、マイクロフォンを使ってセンスしてオシロスコープで観測してみたいと思います。
また、ちょっとした楽しみが増えました。
オーディオは面白いです。

これはsin(ω・t)+sin(2・ω・t)  と sin(ω・t)+cos(2・ω・t)  の周波数分析です。(+sin(2・ω・t)側 が赤色 +cos(2・ω・t) 側が水色 )
比較的高い周波数に分布しているノイズは目盛から見て108dB以下なので無視(音源が16ビットであるため)して構いません。

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