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一風変わった実験とアップデートのお知らせ

二週間のご無沙汰でした。SALです。
ようやくHybrid2S による傾きチャンク関係のアップデートを公開する準備ができました。

ところで、「傾きチャンクを利用してみたが、ファイルが大きくなるだけで変わらないようだが…!」
と言った感想をうかがう事があります。申し訳ないですが、今回アップデート分の Hybrid2S で今一度試してみてください。
それでも、同じと感じた方は、怒らないで読んでいただきたいのですが、実はSALの狙いもそこにあります。

つまり、誤差が 0.02% 程度から 0.001%以下になったところで、その違いは非常に判りにくいものです。
また、別の箇所にボトルネックがあれば、それこそ論外でしょう。
お気に入りのソースや、超高域成分の多いもの以外は、内蔵の傾き算出(Matrix16)機能で充分でしょう。
Hybrid2S の価値は、最終目標の傾き算出と見なせそうな点にあります。
現状では「そこまで精度を上げる必要はなさそうだ」と思ってもかまいません。
とは言っても、多少の不満もあるかと思いますので、新しい WFP4Exp.exe には、Matrix24 と Hybrid64 も内蔵させました。
新しく加わった Hybrid64 は、Hybrid2S の簡易版で128近傍から算出します。
但し、前処理時間は Mtx16→Mtx24→Hyb64 の順に長くなります。

此処からは、表題の「一風変わった実験」に移ります。
「Hybrid2S の効果が自分では聴感上判らない。」と言っているくせに、精度が良いと何故言えるのでしょうか?
「位相のずれも無く、誤差も非常に小さい」と言っても定常波での計算値に過ぎません。
非定常部分こそが調(定常波では単なる発振器)な訳ですから、どうしても聴いて判断できなければ、断定できません。

今、よく似たソースAとA’が有ったとします。
AとA’を聴き比べるのが困難でも、A-A’は「聞こえるか否か」なので、それこそSALでも判ります。
そこで、Hybrid2S 伝播関数を利用した、評価用アップサンプラー④に、
同じ技術でエイリアス部分(CDなら22.05~44.1KHz)のみに顕在化する「エイリアスモード」も、導入しました。

このモードで作成したWAVファイルを、混変調の無い装置で聴けば、アップサンプリングでの誤差(残差)だけが聞こえるはずです。
勿論、22.05KHz 以上の音が聞こえる人にはNGです。幸い、年寄りのSALには聞こえません。
結果、スーパートウィーターのマージンを見込んだ程度の出力レベルでは、何も聞こえませんでした。
(ヘッドホンでも同様でしたが、ヘッドホンの場合ボリュームを上げるのはちょっと勇気が要りました。)
つまり実際の楽曲に於いても、Hybrid2S から生じる誤差は、非可聴レベル程に低いと言えそうです。

最後に、リリース内容の概略を記します。
今回のアップデートは、以下の四つです。(他は同じ)
① 内蔵傾き算出プロシージャに、Matrix24 と Hybrid64 を追加した WFP4Exp.exe
② 上記プロシージャの切り替えを可能にする為の設定ソフト Reg4Exp.exe
③ Hybrid2S を組み込んだ傾きチャンク埋め込みソフト Gradient.exe
④ Hybrid2S 技術によるアップサンプラー Hybrid2S.exe
です。但し④のエイリアスモードは、封印しました。(解除する呪文はありません)
これは、不慮の事故を防ぐ為と、ビットデップスを16bitに限定したこととも合わせて、
「健全なPCオーディオの世界を目指す」者の一員としての配慮ですので、お許しください。

肝心のリリース時期ですが、12月22日(木)を予定しています。

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