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デジタル情報とは

二週間のご無沙汰でした。SALです。

これまでDACの抱える問題点を二つの側面(時間軸の揺らぎとエイリアス)で、取り上げてきました。
今回は、初心に戻ってデジタル情報(Digital Information)について、原則的なことを記してみます。

先ず大事なことですが、離散的な情報が即デジタルな訳ではありません。ディスクリートなだけです。
その情報をコード化して初めてデジタル情報と成ります。
現行のPCやデジタル装置は総てバイナリーコード(binary code)を使いますので、
2進数や16進数で表現することが多いですが、勿論10進数で表現しても構いません。

「コード化=数値化」のように説明しましたが、もしプリミティブな要素が「文字」の装置があれば、「名前を付ける=デジタル(キャラクタル?)化」とも言えます。
尤も、文字は国際的に決められた数種類のキャラクタコード体系で数値化されていますので、間接的ではありますが、名前を付けることもデジタル化に違いありません。
(例えば Ascii code では、大文字の A は、10進数で 65 です。)
そう言えばこんなことを聴いたことがあります。
「明治維新政府が庶民に名字を許した目的は、時代に見合った戸籍の作成に必要だった為なのに、実際には名字が普及せずに、義務付けることにした。」
名字を付けるという行為には、デジタル化と言う観点から二つの利点があります。
① 偶然同じコードになる確率が低くなる。
② 同族か否かの目安になる。
但しどちらも不完全なので、コードとしての利用価値は低くなりますが、これをコンピュータ向けに再定義したものが、住基台帳の本人コードと思えばお解り頂けると思います。

話が逸れていきそうなので、戻します。
物理量をコード化せずにそのまま、その装置の信号としたものは当然アナログです。
例えば電圧駆動のアナログアンプなら、時刻と共に変わる圧力変位信号をそれに比例した電圧で扱います。
では、時間を不連続にして、その時々の信号をパルス幅(PWM)として取り扱う場合は如何でしょうか?
この場合も、物理量をそれに比例する別の物理量で表すと言う点で、時間方向に離散的ではありますが、やはりアナログ信号です。
コード化して、パルスコード(PCM)として取り扱うからデジタルなのです。
つまり、デジタル情報媒体の物理量は、元々の値とは直接的な関係にはありません。

此処までくればもうお解りかと思いますが、刻々と送られてくるバイナリーコードを、その数値に比例した電圧に変換(と言うより生成)するからD/Aコンバータなのです。
但し、オーディオという分野に限れば、それで終わりではありません。
隠れたパラメータを駆使して、自ら生成した標本点の間を補間しなければ、「そんなの嘘」です。

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