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PCI-Express サウンドカードを使ってみる

二週間のご無沙汰でした。SALです。

前回は、Audio Class 1.0 を使ったUSB-DACのお話をしましたが、
ここ数年で、等時転送の弱点をカバーすべく、独自のデバイスドライバ(Class 2.0 も含む)を使う製品も多くなりました。
誤り訂正機能付の非同期転送を使ったものでは、問題が総てクリアされたように見えますが、
アナログ出力までの遅れ(Latency)からの制限は、PCにとっては厄介な制約であることに違いはありません。

WFP4Ref.exe を作った頃(2003~)の廉価なUSBのオーディオデバイスと言えばUSBスピーカーの類が多かったので、
SALは、主に PCI のサウンドカードを使っていました。
大抵は、44.1KHz か 48KHz 専用だったので、ソースの種類に合わせて使い分けていたものです。
数年前からは先に述べた事情もあり、廉価で高性能なUSB-DACが多数出回り、自然とそちらに傾いてしまいました。
「USBデバイスは不向きじゃなかったの?」と、社内の若手に皮肉?られたこともありました。

そういう訳ではありませんが、PCI-Express の製品をネット上で探していると、SALにピッタリの製品が見付かりました。
つまり、「コストパフォーマンスが高そう」な製品と言うことです。(384KHz 迄カバーしていて \18K 弱)
これだけで、製品が特定されそうですが、SALは特定の製品に対しては何もコメントするつもりはありません。
ただ、USBというトンネルを省くことで、352.8/384KHz の伝送マージンを稼げないか聴いてみたいのです。
インストールしたPCは、自宅での開発機でもある、Core2/Q9400+Win7x64 です。
比較対照のUSB-DAC専用機 Corei7/3930K+Win7x64 とは、文字通り4世代もの差があります。
気になるノイズマージンですが、残留ノイズも含めてSALの耳には聞こえませんでした。
後は、再生クロックへの揺動ですが、USB省略分を相殺してしまうか否かは、音質でじっくりと評価することにします。

また、352.8/384KHz での再生を常態化するには、大きなストリームバッファが必要なので、x64(Amd64)版の試作も行いました。
この辺のお話は改めて報告することにして、下記の緊急報告が一件有ります。

【お詫び】
現在、WFP4Exp の x64β版で試聴をしています。
実はこの移植過程で、WFP4Exp のソースコードにMBCS規約違反の処理が見付かりました。
(具体的には「最後の一文字」の取得が「最後の1バイト」になっていました)
これに起因するトラブルは、以前にMさんから指摘を受けていたのですが、
報告中の再現手順に表記されたフォルダ名では、現象を再現できなかったので、それ以上調べませんでした。
で、肝心の対応版への更新ですが、WFP4Exp は現在も色々改造中なので、アップデートは年末になると思います。
【暫定の対処】
もし、あるフォルダ内の複数ファイルを選択して、「ファイルを開くことが出来ませんでした」等と警告された場合は、
所属するフォルダ名の末尾に英数(AN)一文字(1byte)を追加してみてください。
上記のことが原因であれば、解決します。(MBCSへの変換不能文字が原因の場合はNGですが…)