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最新版の年末リリースに向けてⅡ

二週間のご無沙汰でした。SALです。
早速ですが、前回の続きです。

5.アッテネータを付けました
対象は、ソフトウェアDACです。
理由は、折角の高精度結果もクリップ処理で台無しになるのを防ぐ為です。
と言うのも、最近のソースには、結果としてクリップ数の多いものが、珍しくありません。
つまり、元の値を大事にしようがないソースへの、対処です。
指示は、_Pxx の時と同様に、-ydB をファイル名の最後につけます。(y は、0~9)
ゼロは無意味のようですが、ショートカット側で -0dB と付ければ、元ファイルの指定を無効にできます。
(_Pxx と両立できますが、-ydB の方が後です。)
また、ファイル毎に指定できるので、ショートカット用のオムニバスフォルダを作った時などで、レベル合わせに利用できます。
:有効桁数の縮小を危惧される方へ:
オーディオとして有効な桁数は、せいぜい 20bit 程度なので、24bit フォーマットなら欠損はありません。
また、16bit 出力でも、-6dB で 1bit 程度の欠損です。
第一、16bit のソースには、大抵 1bit 以上のディザが掛かっています。

6.x64(Amd64)版を作りました
前々回に報告しましたので、詳細はそちらを見てください。
今回の配布に加えるつもりですが、x86版と異なって、CRTとMFCモジュールのインストールが必要です。
どちらも、MSの再配布可能モジュールなのですが、
「第三者が複製できるように本ソフトウェアを公開すること」
が、禁止されています。
そこで、インストール手順書にダウンロードサイトのURLを記することにしました。
勿論、インストール済みの環境なら、そのまま走らせることができます。

7.ソフトウェアDACの演算速度を向上させました
ことの発端は、アッテネータ処理による演算時間の増分を測った時のことです。
なんと負の値だった(即ち早くなっていた)のです。
二つのアルゴリズムを比較して、
「浮動小数点の演算回数低減よりも、多次元ベクトルの内積型に単純化したほうが早い!」
ことが判りました。
また、端数処理に用いた floor 関数が、想像以上に遅いことも判明しました。
これらをチューニングすることで、約二倍にスピードアップしました。
但し、内蔵の傾き生成過程は同じなので、傾きチャンク利用か、44.1→176.4~384KHz ぐらいでないと、目立たないかもしれません。

8.想定した使い方
今回の主な改造目的は、色々な標本化周波数のソース(44.1/48/96/192/384KHz:24/16bit)を、一括して 384KHz で再生することです。
例えば、以下の準備をしておきます。
① 幾つかのフォルダに、それぞれ目的とする楽曲達のショートカットを集めておきます。
② 必要に応じて、ショートカットファイル名に減衰量を設定します。
③ リサンプリングモード(グレイのチェック)にし、値を 384KHz にします。
④ 内蔵の傾き生成エンジンを、自動選択(AutoSel)にし、傾きチャンク優先モードにしておきます。
⑤ 使用するデバイスの共有周波数を 384KHz に合わせることも忘れないように!
後は、希望する楽曲達のショートカットを選択して再生すれば、最適な方法で 384KHz 再生ができます。
勿論、利用する装置の得意な周波数が、192 や 96KHz の場合は、384 をその値に読み替えてください。
但し、低い方への再標本化は行いませんので、悪しからず。
また、③④の選択は、Reg4Exp.exe を使って、初期値とすることができます。(チェックボックスの状態は除く)
:注意:
上記は、あくまでもSALが想定した使い方なので、これに捉われる必要はありません。
しかしながら、特定の標本化周波数で聴かれたいのであれば、参考にしてください。

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