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PCのリニューアル(その3)

K’sです。今回もオーディオ専用PCについてです。

前回のブログでも書いたのですが、リニューアルしたIntelのCore-i7を中心に構成したの再生専用PCの音は、ザワザワした感じがして真から音楽を楽しめませんでした。
もう一台の古いIntelのPentium4とRMEのDIGI96/8 PSTで構成していた再生専用PCは、PCオーディオを始めた頃の記念すべく第1号機だったので、そのままの状態でメンテナンスをして残すつもりでした。
ベアリング音が大きくなったファンとシーク音の大きなHDを交換しましたが、さすがに今となっては非力なPentium4と搭載メモリー1GBには限界があり最新のWave File Playerを活かすことができません。
オーディオルームで10年間活躍してくれたので「ご苦労様」と言うことで、このPCも全面リニューアルしました。

このPCは前回のCore-i7とは反対にロースペックなCPUにしてみようと思い、最新のATOM搭載マザーボードを探してみましたが、新しいものが無く中途半端なスペックのものばかりです。
色々調べているうちに、低電圧タイプのオンボードCPUは「ATOM」ラインから「Celeron 847」ラインに移行している事が判りました。
さっそく、何か良いCeleron 847搭載マザーボードがないかと調べてみると、5社からマザーボードが発売されていました。
しかし、K’sの欲しいスペック(PCI Express 2.0 x16、6Gbps SATA、USB3.0、HDMIとVGA)を満足するマザーボードがありません。
どうもCeleron 847と組み合わせている推奨チップセットが「Intel NM70 Express」であり、これがUSB 3.0をサポートしていないのが原因のようです。
あきらめムードでネットで調べていたら、ASUSからCeleron 847をオンボードで搭載するMini-ITXマザーボードの新製品が出ていました。
(何故かASUS日本語サイトにはこのマザーボードが掲載されておりません)
主な特徴とスペックを見ると、チップセットに「Intel NM70 Express」を使わず、モバイル用の「Intel HM70 Express」を採用。これにより、拡張スロットがPCI Express x16、メモリースロットがDDR3 DIMM×2(16GBまで)、ギガビットイーサネット、SATA3.0、SATA2.0、USB 3.0、USB2.0を搭載、グラフィックス出力はHDMIとD-subを装備していました。
値段も各社と同じく、オンボードCPU付きで8000円台と安いので、早速Pentium4のマザーボードと入れ替えてみました。
前回と同じくケースと電源のみ再利用しました。

今回のシャーシ金属加工は、前回苦労した甲斐もあって、手慣れたもので3時間程で難なく完了。
おまけにMini-ITXマザーボードなので、写真のようにケース内部のスペースは余裕たっぷりで、手際よく組み立てる事ができました。
CPUファンが4センチ型で高速回転タイプだったので、超静音の低速回転タイプに変更しましたが、それでも風切り音が気になるため、アダプターを作って6センチ型の超静音タイプに換装して、やっと静かになりました。
サウンドカードは比較のため、同じMUSILAND製 PCI-exp MONITOR 03 PSをセットしてみました。

OSも同じく64bit版Windows7をインストール。
これにより、リニューアル前は不可能だったWave File Playerのアップサンプリング処理も、少し時間が掛かりますが実用上問題ない速度で実行できます。

音の方は・・・
16bit/44.1KHzの音源をそのままアナログ出力で再生すると、Core-i7に比べ腰の据わった落ち着きのある音になります。
デジタル出力(同軸SP/DIF)をESOTERICのD/AコンバータD-05に入れて再生した音はCore-i7とほぼ同等といった感じです。
16bit/44.1KHzの音源をWave File Playerで384KHzにアップサンプリングしてアナログ出力で再生した音は、Core-i7と同じく品位のある音ですが、さらに刺激が少ない自然な音に感じます。
総合的にはCore-i7と比して、ローノイズな感じで音楽を楽しめる音になりました。
音が小さくなって消えるサマも美しいし、音楽の躍動感も十分に感じとれます。
この音を聴くと、K’sしては16bit/44.1KHzの音源で十分であり、多くのハイレゾ音源に色んな意味での疑問が湧いてきます。

CPU、マザーボード、電源によって何故こんなに音が違うのだろうか?
勿論ほかのパーツを変えても音は変わりますが上記3つの比べれば僅かな違いだと思う。
CPUのクロック周波数が低いのが効いているのか、低電圧タイプかつTDP17Wが効いているのか、輻射ノイズが少なくなっている所為なのか、理由は判っていません。また、K’sには永久に判らないかも知れません。
判っているのはPC内部は物凄く高い周波数で動作(スイッチング)しており、オシロスコープのプローブを近づけた時の波形を見るだけでゾッとします。したがってPC=「広帯域ノイズ発生器」と考えて良いと思います。
そう考えると「広帯域ノイズ発生器」から、よくぞ此処までの音が再生できているな~と感心するばかりです。

時間を掛けて1つづつ詰めていきたいと思いますが、1つづつを「葉や枝」と捉え、あるところで見切りを付けないと再生装置のフロントエンドとしての「樹木」を見失ってしまいます。
この「さじ加減」がPCオーディオの勘所かつ、醍醐味ではないでしょうか?

暫くはこのままの状態で音楽を聴きこんでみようと思います。

 

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