建築・設備見積りソフト、見積システムの事なら 和田特機株式会社

建設業向け 業務支援タブレットアプリシリーズ 好評発売中

和田特機株式会社HP

初心に帰ってシングルコーン1発!

K’sです。
最近、疲れが溜まっているのか? 齢のせいなのか? やたら歪が耳につく。

歪といっても音源に含まれている歪、音源再生時に発生する歪、増幅系で発生する歪、フィルター(チャンネルデバイダやネットワーク)で発生する歪、スピーカで発生する歪などさまざまな歪があるが、どれも気になってしょうがない。

高校生の時にフォスター電機のFE-103をメーカー指定箱に入れて聴いていた。
当時、三菱の大型スピーカー2S-305を持っていた先輩が、私のFE-103の音を聴いて、すぐさまFE-103を購入した。
その時に言っていたことは、「2S-305では聴こえない音が聴こえる!」「音楽の一番おいしいところが聴こえる!」との記憶があり、「シングルコーンのスピーカはマルチウェイスピーカーに無い魅力がある」と確信したのだった。

シングルコーンの魅力に浸っていた20年ほど前に、フォステクスのF-120Aを4本組み込んだ大型のエンクロージャーを設計して、タテマツ音工さんの工房で一緒に(仕事の邪魔をしただけ)作っていただいたもので、今もときどき聴いている。
板厚30mmのハードメイプル集成材を使った重量級のエンクロージャーであり、このようなエンクロージャーはコスト面からも体力面からも、新たに作ることは困難なので、大切に使いたいと思っている。

そのときにF-120Aを1本用のフロントバッフルも作っておいた記憶があり、2~3か月探していたが、昨日、運よく倉庫から出てきた。
丁度エッジとコーンの張り替え修理を(アルニコの着磁も)終えたF-120Aがあったので、さっそく4本のバッフルを1本のバッフルと交換して聴いてみることにした。

プリアンプは自作のシンプルなFETを使ったDC(A級)アンプを使うことに決めた。(ケースの設計に随分苦労した、アルミ塊を切削加工したお気に入りのアンプ)
メインアンプはファ-ストワット製のA級アンプJ2を繋ぐことにした。
このJ2はケースを開けたらびっくりで、増幅回路の部品点数が(片ch)数点しかなく、5分もあれば全回路図が書ける超シンプルな回路の(冬季専用)アンプである。

出てきた音は、実に心地の良い、ゆったりした音である。

再生帯域幅も音楽を楽しむには充分であり、耳が音楽の方に傾く。
F-120Aを4本繋いだ音も良いが、1本だけの方がバランスが良い。
量感は4本に負けるが、ローエンドの伸びは1本だけの方が勝るようだ。

音楽を次から次へと聴きたくなるので、暫くはF-120A 1本で聴いてみたいと思う。

昔、オーディオは6半(6.5インチのスピーカ)で始まり、6半で終わるという名言があったが、正にその通りだと思えるようになってきた。(技術が進み、現在の5インチ程度のスペックが、昔の6.5インチのスペックと同等だと思う)

「シンプル・イズ・ベスト」も妙に納得できる。